"My name is Alice."
[あのフランス人形のような少女はだあれ?]
[彼女はアリスといってね、今から夢を旅するのさ]
空色ブルーとホワイトと
漆黒の闇と血の色と
どちらが素敵なの
すぐに分かる事だけれど
聞いてみるなんて弱虫?
Ah...いくら嘆いても
この着物の色は変わらない
Ah...いくら嘆いても
この髪の色は変わりえない
[あの不細工はだあれ?]
[それは鏡に映った自分じゃないか]
"My name is Piero!"
いくら化粧で顔を隠したとして
本質・本能変わるはずもなく
それはまるで夢から抜け出せない
道化と呼ばれし者
"My name is Piero!!!!!!!"
[あのdollはなあに?]
[見てはいけません]
[でも、カワイソウだわ……]
過ぎし時間に私は腐り、涙を流す事もできず
巡り巡るアルバムに映ることすらできず 死に逝く
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サンホラっぽくするつもりが、気付けばただのキチガイに…。
平安かな?大正かな?アリスに憧れた日本人の女の子のお話。